モロッコのアトラス山脈のふもとでとれる粘土鉱物。
鉱物名 ガッス−ル  アラビア語で "洗う" "きれいにする"という言葉に由来しています。
学名 モロッカン ラバ クレイ

古くからモロッコの人々が親しみ、せっけんやシャンプーとして使用してきた素材です。
気候や地質学的条件、また様々な変動の結果つくられたミネラル豊富なクレイです。
現在の環境や条件では生成されません。
世界中捜してもモロッコの一部でしか見ることの出来ない、たぐいまれであり、貴重なものです。
"モロッカン溶岩クレイ"は湖の特性をもつ場所で発見されています。同じ地層で海水や淡水の生物や巻貝なども発見されています。


一説によると、温暖で恐竜などが多く生息していたジュラ紀の鉱床とも言われております。

現在ガッス−ル鉱山のある地域は高台の平らな場所であり、雪や雨が多かったため鉱物が水に流されて窪地にたまり、粘土など良質の鉱物に変化しました。
火山の噴火など地殻変動によりマグネシウムを多く含む粘土層が出来ました。

モロッコ溶岩クレイの大きな特徴は優れた吸着力に見られます。汚れをきれいに吸着する性質が古くから現在にいたるまでせっけんのように親しまれてきた所以です。(陽イオンを有するミネラルがせっけんのような働きをします。)
またマグネシウムを多く含むので、安定性が高く品質はいつも一定になります。
肌を柔らかくしたり、新陳代謝をよくしたりするのもミネラルの働きと言われています。

今でもモロッコを初め北アフリカや中東ではガッスールの名で親しまれています。
ヨーロッパでもすでに モロッコ溶岩クレイのよさは認められ、フランス、イギリス、ドイツ、デンマークなどではヘアーケア、スキンケアの分野で製品化され化粧品の素材として注目されています